6月の「あっ」:その2

6月19日【愛称「蟇P」の日】

公開討論会、当日。
無事に終了した事に安堵しつつ、パン1個・おにぎり1個などの軽い食事で酷使に耐えてくれた皆への御礼の意味も込めて、佐々木美佳副委員長のお店「ぐぅぐぅ」へ移動し、ブロックメンバーも交えて遅い夕食会。

やっさんに手伝ってもらいながら飲み物の注文を取りまとめ、とり急ぎセットメニューを焼き網の数の分だけ手配、後は個々に食べたいもの注文を確認し、いったん乾杯のために落ち着こうとした。
えーと、席は…。
そう思って周囲を見渡したところ。

「さとるー。ここ空いてるぞー」
「あ、蟇目さんの隣っすか」
「何だ、俺の隣に何か問題でもあるのか?」
「いえいえ、そういう意味じゃないっす、大丈夫です」

というやりとりの末、ようやく着席。
そして乾杯。

とりあえず、ようやく居心地がついたところで、周囲を見渡すと、順調に肉も届いてきている。席も飲み物もきちんとゆき渡り、とりあえずは安心といったところだ。
やれやれ…と思いながら着席したその時。

「お待たせしましたー。激辛壺ホルモンです」

 …激辛?
 そして隣に蟇目さん?
 その上…。

「ニャー!!」

 俺の隣が山内くん?

【ここ数年の、わかりやすいあらすじ】
・蟇目さんは目の前に食べ物があると、必ずいたずらを始める。
・そしてたいがい、何も考えないで行動する奴が被害者になる。
・和山は石巻で蟇目義顕プロデュース・悶絶激辛地獄の被害者になった。
・山内は昨年、蟇目義顕プロデュース・悶絶蕎麦地獄の被害者になった。
 

 地獄開始。
 蟇目義顕プロデュース・悶絶激辛地獄2。

 こうなったら、俺か山内くんがまずこの激辛を食べないといけない。
 これがLOM内における暗黙の了解である。
 せつない気持ちを必死に押さえて、壺のフタを開く。
 するとその上に、青唐辛子が豪快に一本。

「……」

 蟇目さんが無言で唐辛子を焼き始める。
 だが、これを蟇目さんが食う訳がない。

「一番最初に食った奴が、一番(リアクション芸人として)オイしいんだぞ?」

 と言いながら、私と山内くんの退路を絶つ。
 しかしその直後。

「うわ! 辛っれえええええーっ!!!」

 我々の逆方向のテーブルで、佐々木副理事長が率先して自爆。
 そして周りのものをとりあえず口に入れつつ大暴れ。
 それが収まったところで、やっさん曰く。

「いいか、食うなよ? 絶対に食うなよ!?」

 前略やっさん。
 これ、上島語ですね?
 日本語に訳すと、「そっちも誰か食え」って事ですね?

 よし、男ならやってやれ。

 という訳で、網の上で程よく焼けた青唐辛子をためらい無く口に入れる。
 最初は特に何もない。そしてちょっと青臭い。
 うん、このパターンは間違いない。
 石巻の時と同じだ。

 3。2。1。

 そしてカウントゼロ。
 無言で目の前のビールを飲み干す。
 さらに運ばれて来たばかりの新しいビールも飲み干す。
 その上、目の前にあったキャベツを生のままバリバリ齧る。無言で。
 全身から汗が噴き出す。
 何と言うか、その。

 言葉にならないくらい辛い。

 たったこの一本の唐辛子のせいで、この日私の味覚は完全に破壊され、何を食っても一切味が判らなくなってしまった。加えて。

「蟇目さん、なんかこう、全身の毛穴が開いてる感じなんですよ」

「なるほど」

「ただこれ、生えてくるのかハゲて行ってるのかわかんないんス」

「ハゲ言うな」

余りの出来事に、そんなに辛いのか、と興味をもったのか、村田さんが目の前にあった「身」のほうを口に運ぶ。

 3秒経過。

「うわっ!? 何これ!? ありえねぇ!!」

 そう絶叫しつつ、大慌てでお茶を飲み干す村田さん。
 あの惨状を見た上で自ら死地に飛び込むこの人の魂の性別は、「漢」と書いて「おとこ」と読むと思います。
 以上の展開を踏まえ、私は山内くんにこう告げる。
「いいか、食うなよ? 絶対に食うなよ!?」

 その後の展開は、最早説明するまでもありませんよね…?

<蟇目プロデュース、この日の被害者>
 佐々木康(自爆)、和山(お約束)、山内(お約束)、村田(自爆)
 須賀副会長(自爆)



2 Responses to “6月の「あっ」:その2”

  1. 茶室室長:小野寺 さんのコメント:

    うちにお茶飲みにくればよかったのに。

    チリ茶があったぜ キタ―(゚∀゚≡゚Д゚)ムハァ―!!

  2. わやま さんのコメント:

    チリ茶…チリを使ったハーブティー、でしたよね。

    ん? チリ?

    思いっきり唐辛子じゃないっすかそれー!?(ティウンティウンティウン)

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