2月23日【神いわゆるゴッド降臨の日】
いよいよ明日がアカデミー第一講座の当日。
仕事が終わってすぐに、必要な荷物を休暇村さんに搬入。同時に休暇村に入って打ち合わせをしていた飯岡さんとの役割分担と仕事のすり合わせ。
さらにそこからJCルームへ直行し、総務委員会の皆と一緒に飯岡さんとの打ち合わせを元にした役割分担の最終割付を作成。
そして同時行動で、2Fで山内委員長と余興のネタ合わせ。
「やっぱり、まだ馴染んでないかもしれないという可能性を加味して」
「ゲーム形式が妥当ですよね」
という訳で、ミニゲームをいくつか考え出し、その中からボツと採用を振り分けていく。それがだいたいまとまった所で。
「当然、罰ゲームは用意しなくちゃいけませんよね」
「ああ」
「という訳で、ちくわにワサビを入れてリアクションを取ろうと思うんですが」
「何で蓋をする?」
「うーん…あ! ものすごく小さいソーセージみたいなのがあれば!」
「さもなくば、チーズかな?」
「いけますかね?」
「さっそく実験してみよう」
という訳で、私はローソンへ買い出し。
山内くんは同時進行していた歓迎パンフレットの最終仕上げ。
幸い、見事にローソンで全ての材料が揃う。
そのまま帰る…前に、嫌な予感がしたのでお茶を2本買い足す。
「さあ、実験だ」
「あ、べビーサラミがあったんですね」
「これでぴったり蓋が出来るはずだ」
ちくわの穴にワサビをねじ込み、ベビーサラミで蓋をする。
「よし!」
「これならわかんないっスね!」
よくよく考えれば、別にここでやめても良かったのだが。
私(珍妙事件発生装置)+山内くん(蕎麦を食うと事件を起こす男)
という計算式が既に成立。
加えて両者とも、(考える前に身体を動かす男)という要素が計算式に加算される。
結果。
「せっかくだから」
「どれくらいごっついリアクションになるか、実験しましょう!」
自らトラップ発動。
「うぉっほぉぉぉぉ―ッ!!」
「ぐはひゃぁぁぁぁ―ッ!!」
…ちなみにこの絶叫、3階のJCルームにいた石澤さん&飯岡さんの所にもはっきり聞こえたそうである。
「…か、完璧だ…予想以上だぞ山内くん」
「いけます! いけますよ和山さん!」
涙目+変な汗+胃が焼ける感触を感じながら、我々はそう言い合っていた。
という訳で、もっとも熱い部分が決まったので更にゲーム内容のツメ。
「やっぱ、これが一番盛り上がるだろうな」
「ええもう、そこは参加者の力次第でしょうけど」
と言い合っていたところに、3Fで真面目な作業をしていた熊谷さんがやって来る。
という訳で、自分達の感触を確かめるために。
「熊谷さん」
「【未来の世界のネコ型ロボット】って、描けます?」
「資料って、ある?」
「ありません」
「記憶だけに頼って力押しして下さい」
「うーんと…」
そして【未来の世界のネコ型ロボット】を書き始める熊谷さん。
「確かこんな感じで…」
『なんか順調だぞ…?』
『ヤバイっすね、ゲーム的には』
だが、我々の心配は杞憂だった。
すぐに熊谷さんの手が止まる。
「…あ、耳は無いんだった」
「ぶうッ!?」
降りてきている。
間違いなく今、熊谷さんには笑いの神が降りて来ている。
「…えーと…和山くん」
「はい?」
「【未来の世界のネコ型ロボット】って、二重マブタだったよね?」
「ぶはははははッ!?(悶絶大爆笑)」
「…じゃあ次、【上野動物園の人気者】書いてください」
「えーとね…」
そして完成。
「【未来の世界のネコ型ロボット】とどこが違うんですか―!?」
「絶対これ間違ってますよ―!!」
【戦果報告】
重爆撃機「熊谷」、投弾2発、命中2発。
巡洋戦艦「和山」、大爆笑、爆沈。
巡洋戦艦「山内」、大爆笑、轟沈。